蒼き疾風（あおきかぜ） 【第２１話 －上方の流行品…鉄砲－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 天文18年（1549年）になっても、 武田晴信は、積極的に軍事行動を起こさなかった。 国作りや街作りを重視し、治水工事なども行いながら、 …

蒼き疾風（あおきかぜ） 【第２０話 －武田領内の発展�「小田原流と足長坊主」－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 山本勘助は、諜報活動を含む軍事面を担当した。 諜報活動や、城普請などはもちろん。 晴信と共に考案した一本道「棒道…

蒼き疾風（あおきかぜ） 【第１９話 －武田領内の発展�「商売の競合」－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 「戦わずにして勝つ！」 志賀城での非情な戦後処置が原因で、 上田原の戦いでの敗北、塩尻峠の戦いの苦戦… それらを新たな教訓…

蒼き疾風（あおきかぜ） 【第１８話 －寺小屋－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 塩尻峠の戦いは、 武田晴信の生涯の中で、最も重要な戦だったかも知れない。 この戦には、武田家の存続がかかっていた。 板垣と甘利の重臣を亡くした後…

蒼き疾風（あおきかぜ） 【第１７話 －蒼き者初陣！－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 勘助と小太郎の隊100名は、 一番少数の鬼美濃こと「原虎胤」が戦っている峰の道を登っていった。 その峰の入り口には、内藤隊100名が陣を引いた…

蒼き疾風（あおきかぜ） 【第１６話 －塩尻峠の戦い－】 シーゲルの歴史小説！ ※この物語はフィクションです。 天文17年（1548年）７月、塩尻峠の戦いは、 まだ夜が明けぬ早朝に開始された。 下諏訪に集結していた甲斐の武田軍は、 軍馬奉行「原昌胤」の指揮…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１５話 －物足りない軍議（その２）－】 ※この物語はフィクションです。 できれば、小笠原軍を「早く」峰上から引きずり下ろし、 痛めつけて「早く」追い返したい… だから余計に「力攻め」の無理押しを支持する状況…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１４話 －物足りない軍議（その１）－】 ※この物語はフィクションです。 「武田軍は、村上義清の軍に大敗！ 板垣、甘利の重臣二人は討ち死！ 武田晴信恐れるに足りず！ 板垣と甘利亡き後の晴信など「小童」同然だ！…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１３話 －武田家の新たな息吹－】 ※この物語はフィクションです。 「晴信様…よーまいられました～。」 諏訪にある「山本勘助」屋敷の敷地内に… 「小太郎」らは、長屋のような小屋を建てて住んでいる… その「小太郎…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１２話 －信方の通夜－】 ※この小説はフィクションです。 「おのれ！鬼晴信！地獄へ落ちろ！」 武田晴信は、夢にうなされて目を覚ました。 晴信は、府中で湯治をおこなっていた。 武田晴信は、上田原の戦いで、 晴…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１１話 －敗戦－】 ※この小説はフィクションです。 「武田晴信」率いる「武田軍」と、 「村上義清」率いる「村上軍」との 「上田原の戦い」は、天文17年（1548年）2月14日。 戦闘は、午前八時、武田軍の第一線「板…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第１０話 －武田 VS 村上 上田原の戦い前夜－】 ※この小説はフィクションです。 真田の庄に極秘潜入をして村上軍への諜報活動を続けていた 「真田幸隆」、「山本勘助」、「さがみの小太郎」らは、多忙を極めていた。 …

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第９話 －真田の庄と草の者－】 ※この小説はフィクションです。 秋になって「山本勘助」と「さがみの小太郎」は、 「真田幸隆」と共に信州小県の「真田の庄」に極秘で潜入した。 小県の村上軍の情報収集や、懐柔して…

シーゲルの歴史小説！ 蒼き疾風（仮） 【第８話 －海と源太－】 ※この小説はフィクションです。 「山本勘助」と「小太郎」らは、 「武田晴信」のいる府中の「躑躅ヶ崎の館」を訪れ、 真田幸隆、山本勘助と小太郎らは、信州小県の村上軍の懐柔を任された。 そ…